📅 記事構成調整:2026-1-24
📝 前書き
今回は、
ハリー・ポッターシリーズの中でも、
比較的小さなセットを取り上げます。
舞台はホグワーツ城。
とくにこのセットは、
大広間を中心としたホグワーツ城シリーズに組み込み、
場面を広げて遊ぶことができる位置づけです。
単体で完結するというより、
すでにある城や空間に、
ひとつの出来事をそっと差し込むような存在。
そんな印象を受けました。
また、今年は
ハリー・ポッター映画公開25周年の年でもあります。
この先、どんなセットが登場してくるのか、
ファンとしても自然と期待が高まるところです。
この記事では、
その流れの中で登場したこの小さなセットを、
ひとつの出来事として、静かに見ていきたいと思います。
2026-1-22
🌲 総合案内
📚 森の書庫:第1615棚・第76460番【58冊目】
森の書庫には、
まだ開かれていない本が、静かに並んでいます。
物語が大きいからでも、
長く続いたからでもなく、
ただ「その時間が、確かにそこにあった」から。
棚の奥に手を伸ばすと、
今日は一冊の薄い本が指先に触れました。
建物の歴史を語る本でも、
英雄の冒険を追う本でもありません。
そこに記されているのは、
名前が呼ばれる前の時間。
結果が決まる、その直前までの、短い間。
帽子が考え、
色が揺れ、
まわりの空気が、少しだけ息をひそめる。
この本が描いているのは、
「何者になるか」を決める物語ではなく、
「まだ何者でもない時間」そのものです。
表紙をひらくと、
まず目に入るのは、
その準備が整えられていく様子。
まだ始まっていないからこそ、
確かに感じられる緊張と期待が、
ここには残されています。
── どうぞ、このページから、
静かに読み進めてみてください。
この物語は、
完成を見るためのものではなく、
選ばれるまでの時間を、そっと確かめるための一冊です。

回せるものが、そこにあるだけで、
時間が少し待っているみたい。
📦 はじまりのページ|開封
箱の中には、
回せるもの、並べるもの、
そして待つための人が、分けられて収まっています。
色はすでにそろっているのに、
まだ向きも、順番も、決まっていません。
組み立てる前のこの時間は、
結果に触れる前に、
仕組みだけを確かめるためのひととき。
ここではまず、
その準備が、どんな形で用意されているのかを見ていきます。
パッケージ

これから名前が呼ばれる前の時間だけが、まだ箱の中に留められています。

誰が呼ばれ、どこに座るかは、まだ決まらないまま並べられています。

この小さな箱にも、積み重ねられた時間の痕跡が静かに刻まれています。
組立説明書

まだ物語は始まっておらず、配置だけが先に示されています。
パーツ

儀式は一度に完成せず、段階を踏んで整えられていきます。
📑 奥付:森の書庫・第76460番の記録
| 製品名 | ホグワーツ城:組分け帽子の儀式 (Hogwarts Castle: The Sorting Hat Ceremony) |
| セット番号 | 76460 |
| テーマ | ハリー・ポッター |
| パーツ数 | 124 |
| ミニフィギュア | マクゴナガル先生、ハリー・ポッター、ハーマイオニー・グレンジャー、ドラコ・マルフォイ |
| 完成サイズ | (約)高さ6cm × 幅4cm × 奥行3cm |
| 推奨年齢 | 7+ |
| 発売年 | 2026 |
| 書庫分類 | 森の通常棚(Standard Story Shelf) 小さな物語(Small Tale) |
📖 この物語について
この物語が描いているのは、
ホグワーツに入学したばかりの生徒たちが、
まだ自分の居場所を知らないまま、
ひとつの儀式を待っている時間です。
誰かが前に出て、
帽子をかぶり、
結果が告げられる――
その出来事そのものよりも、
この物語が静かに見つめているのは、
決まる前に流れている、短い間です。
回せる仕組みが用意され、
色がそろい、
見守る人が立ち位置を決める。
けれど、
どの色が正面を向くのかは、
まだ誰にも分かっていません。
この物語に登場するのは、
城の全景でも、
長い冒険の始まりでもなく、
ただ一度きりの「組分けの場面」。
それは、
何者になるかを宣言する物語ではなく、
まだ何者でもない状態が、きちんと許されている時間を描いた物語です。
だからここでは、
建物の完成や、正解の結果は主役になりません。
回転する盤、
並んだ色、
席を待つ人たち。
それらが整っていく過程そのものが、
この物語の本編です。
このページでは、
その流れと空気を、
一冊の物語としてまとめています。
🌿 森の掲示板|資料と付録
🧱【章1】組立レビュー|資料:組立記録
組立記録では、
- 第1章(袋1):回転盤ギミックを中心に、組分けの結果を生み出す「仕組みそのもの」が先に組み上がります。
- 第2章(袋2):ミニフィギュアや食卓が加わり、儀式と食事が行われる大広間の空気と配置が整っていきます。
- 第3章(袋3):寮カラーを示すカラフルな棚とハーマイオニーが加わり、選択が視覚化される仕組みが完成します。
……という構成で、紹介しています。
👉 組立レビュー|資料:組立記録はこちら
👤【章2】ミニフィギュア紹介|付録:人物図鑑
人物図鑑では、
- マクゴナガル先生:儀式を進行し、場の秩序と時間の流れを静かに保つ存在として描かれています。
- ハリー・ポッター:組分けの結果を待つ側として、まだどこにも属さない立ち位置が強調されています。
- ハーマイオニー・グレンジャー:色と仕組みがそろったあとに加わり、選択を見守り考える視線を場に残します。
- ドラコ・マルフォイ:同じ場に立ちながらも、距離感や姿勢の違いによって空気の緊張を生む存在です。
- ネコのパトローナス:実体をもたない光の存在として、儀式の場に漂い、空気の緊張と静けさをそっと映し出します。(生物図鑑)
……という構成で、紹介しています。
👉 👤 ミニフィギュア紹介|付録:人物図鑑はこちら
🖼️ 物語の回想(完成シーン)
🕯️ 儀式が始まる前 ―― 準備をするマクゴナガル先生

しんと静かな空気が、
これから始まる時間を教えてくれるね。
🌱 儀式が始まる、少し前。
組分け帽子は、静かに置かれ、
マクゴナガル先生は、
何も言わずに準備をしています。
この場所では、
始まる前の時間がいちばん大切。
これから動き出す物語は、
もう、ここにそろっています。

組分け帽子の準備をしながら、
マクゴナガル先生は、
この場所の空気を静かに整えています。
🎩 ハリーの組分けが決まる直前 ―― 帽子の中の時間

まだ決まっていないのに、
空気だけが先に動いているみたい。

帽子の中ってね、
けっこう長話してるらしいよ?
🌱 組分け帽子が、
静かに考えているあいだ。
ハリーは、まだ何者でもありません。
どの寮になるかも、
どんな毎日が始まるかも、
まだ、わからないまま。
でもこの瞬間、
物語はもう、動きはじめています。

ホールの時間が、少しだけ止まったように感じられます。
🦁 グリフィンドール! ―― 喜びと、ちがう気持ち

わあっ、決まった決まった!
ほら、顔に出ちゃってるよ!

でもね、うれしさだけじゃない気持ちも、
この場にはちゃんと残ってるよ。
🌱 名前が呼ばれた、その瞬間。
ホールに、あたたかい声が広がります。
ハリーは、思わず笑顔に。
ハーマイオニーも、うれしそうに手をたたきます。
でも、少し離れたところでは、
マルフォイが、静かにその様子を見ています。
同じ場に立っていても、
感じている気持ちは、それぞれちがう。
こうして、ホグワーツの物語は、
ひとつずつ動き出していくのです。

喜びが一気に広がるホール。
同じ瞬間でも、それぞれの心には、違う気持ちが残ります。
🌲 森のページを閉じるまえに
ひととおり、ページをめくり終えると、
この本に書かれていたのは、
やはり「結果」ではなかったことに気づきます。
決まる前の静けさ。
回る直前のためらい。
そして、選ばれたあとに残る、短い余韻。
それらはどれも、
長く語られる出来事ではありません。
けれど確かに、
この場所を通り過ぎた時間でした。
組分けの儀式は、
誰かを分けるためのものではなく、
それぞれが歩き出す前に、
立ち止まることを許す時間だったのかもしれません。
本を閉じると、
棚にはまた、静けさが戻ります。
けれど、
回せるものはそこにあり、
色はそろったまま、待っています。
この一冊は、
また必要になったときに、
そっと手に取られるために――
森の書庫へ、戻されました。

この時間は、また開くときまで、
ここで静かに待っていてもらおうか。
🔗 書庫案内
・🧱 組立レビュー|資料:組立記録はこちら
・👤 ミニフィギュア紹介|付録:人物図鑑はこちら

いっしょに遊んでみたくなったら、のぞいてみてね。
※ 在庫状況は時期によって変わります。





