📅 記事構成調整:2026-1-10
📝 前書き
シーズンイベントがひと段落し、
ようやく、いつものペースで手を動かせる時間が戻ってきました。
昨年は、廃番になった古いセットを中心に、
いくつかの箱を手に取りました。
今はもう店頭には並ばないものも多く、
どれも、少し前の空気をまとったまま残っていたセットたちです。
今回選んだのは、
LEGO Friends が始まった頃に登場した、
とても小さなひと箱でした。
このページでは、
その箱に折りたたまれていた時間を、
静かにひらいていこうと思います。
2026-1-8
🌲 総合案内
📚 森の書庫:第7016棚3930番【55冊目】
森の書庫には、
たくさんの本が並んでいます。
にぎやかな夜の記録もあれば、
長い時間をかけて建てられた街の物語もあります。
その中に、とても薄く、
静かな一冊が挟まっていました。
背表紙には、
「3930」とだけ、そっと記されています。
これは、
大きな出来事を描いた本ではありません。
庭の一角で、
誰かを迎える準備が進んでいく、
ほんの短い時間の記録です。
まだ人は集まっていません。
音楽も、声も、聞こえてきません。
けれど、
テーブルが置かれ、
オーブンが温まりはじめる気配だけは、
すでにそこにあります。
この本に記されているのは、
完成した景色よりも、
整っていく途中の時間。
ページをめくるごとに、
庭は少しずつ、
集まるための場所へと変わっていきます。

ゆっくりで大丈夫だよ。
この本はね、
できあがる前の時間を、
いちばん大切にしているから。
📦 はじまりのページ(開封)
箱は、まだ閉じられたままです。
けれど中には、
庭に並べられるテーブルや、
焼き上がりを待つお菓子の時間が、
静かに収められています。
これから始まるのは、
急いで完成させるための作業ではありません。
ひとつずつ取り出し、
並べ、
置いていくあいだに、
場がゆっくりと整っていく時間です。
ここから先は、
手順を追うというより、
準備の気配を確かめる頁。
ページを開く前に、
ほんの少しだけ、
楽しみを深呼吸しておきましょう。

ちょっとだけ、見てみよう。
ここではね、
作り方よりも先に、
準備の気配を確かめていくんだよ。
パッケージ

けれどこの中には、通りに並ぶ小さなベーカリーの時間が折りたたまれています。

ベーカリーの過ごし方が、いくつかの場面として示されています。
組立説明書

このベーカリーが描く、完成後の静かな風景が置かれています。
📑 奥付:森の書庫・第3930番の記録
| 製品名 | アウトドアベーカリー (Stephanie’s Outdoor Bakery) |
| セット番号 | 3930 |
| テーマ | フレンズ |
| パーツ数 | 45 |
| ミニフィグ | ステファニー |
| 完成サイズ | (約)高さ10cm x 長さ11cm x 幅7cm ※配置やパラソルの角度により前後します。 |
| 推奨年齢 | 5-12 |
| 発売年 | 2012 |
| 書庫分類 | 森の通常棚(Standard Story Shelf) 小さな物語(Small Tale) |
🌿 森の掲示板
🧱【章1】組立レビュー(物語本編)
本編では、
テーブルが整い、キッチンで準備が進み、
焼き上がったお菓子が並んでいく、庭の一幕を描いています。
……という構成で、
ガーデンパーティーを迎えるための庭が、
少しずつ「集まる場所」になっていく様子を追っています。
👉 組立レビュー|物語本編はこちら
👤【章2】ミニドール紹介(付録:人物図鑑)
人物図鑑では、
ステファニー:庭の準備をひとりで担い、場を迎える側に立つ存在。
……という構成で、
装いや立ち位置、手にしているものを通して、
この小さな物語を支える“人”の姿を、
付録の人物図鑑として静かにまとめています。
👉 ミニドール紹介|付録:人物図鑑はこちら
🖼️ 物語の回想(完成シーン)
🪑 立ち止まる場所を、先につくる — 集まるための余白が生まれる

準備の時間が、静かに動き出します。

まずは、
ここから整えていこう。
🍃 森のささやき
昼の光が、
地面にやわらかく広がっていく。
何も置かれていない場所に、
立ち止まる理由が生まれはじめる。
🍞 甘さが準備の形をとる — 焼く前の時間が、この庭に置かれる

甘い準備が、形になっていきます。

わあ、
甘い気配がしてきたよ。
🍃 森のささやき
色の重なりが、
静かに高さを持ちはじめる。
待つ時間と、
手渡す時間が、並んで置かれる。
🍰 待つ前に、ひと口だけ — 始まる前に、楽しみが届く瞬間

甘さが、先に届いてしまいました。

ちゃんと座って、
ひと息つく時間も大事だよ。

えー?
味見は立ったままでもいいのに!
🍃 森のささやき
影が丸く落ち、
時間が少し、ゆるむ。
甘さは、
待たなくても届いてしまう。
🧁 選ばれる位置を決める — 甘さが並び、“見る場所”になる

甘さは、待たれる形になりました。

並べてみると、
どこに立つ場所かが、見えてくるね。
🍃 森のささやき
高さがそろい、
視線が集まる。
甘さは、
置かれる場所を選びはじめる。
🙌 この庭が、ひらかれる — 準備は終わり、あとは誰かを待つだけ

準備の時間が、静かに動き出します。

ほらほら、
もう甘い匂いにつられて来ちゃいそうだよ?

ふふ、
だからちゃんと迎える準備をしたんだよ。
🍃 森のささやき
手が上がり、
空がひらく。
この庭は、
迎える側の場所になる。
🌲 森のページを閉じるまえに
すべてが整い、
この庭には、迎える準備だけが残りました。
テーブルは、
誰かが立ち止まる高さで待ち、
甘いものは、
選ばれる場所に静かに並んでいます。
ここで起きるのは、
特別な出来事ではありません。
けれど、
誰かが来る理由としては、
それで十分な景色です。
この小さなアウトドアベーカリーは、
完成した瞬間よりも、
「これから使われる時間」を多く抱えています。
ページを閉じても、
この庭の準備は、
きっと、まだ続いているはずです。

また、
誰かが来るところから、
この物語は続くんだね。
🔗 書庫案内
・🧱 組立レビュー|物語本編はこちら
・👤 ミニドール紹介|付録:人物図鑑はこちら

いっしょに遊んでみたくなったら、のぞいてみてね。
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